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専門職からコンサルへの転職という選択肢

キャリアを積み上げていくうえで、専門性を極めていくのか、専門性を利用して業務の幅や別のスキルを身に着けていくのか悩む時期がくると思います。もし専門性を生かして、業務の幅や別のスキルを伸ばしてみたいと思っていれば、コンサルへの転職はひとつの選択肢になると思います。

実際私も、現職に加え、自信のエンジニアリング・コンサル会社を営んでいます。簡単に言うと、自分の経験や専門知識(技術的なバックグラウンド)を生かして、クライアントの問題の改善、解決が主な仕事です。

ただ、同じように専門知識を生かす仕事だとしても、専門職とコンサルの業務は大きく違います。どこが違うかというと。。。

専門職は知識、経験を目いっぱい生かして、目の前の問題、課題に対して最適解を導き出す。その一方、コンサルの業務は問題が発生する原因を究明し、問題が発生しない仕組みまでを考えること。

専門職の業務範囲では、その人がもしいなくなれば、その問題は解決されないかもしれないわけです。ただ、コンサルの仕事は、問題が起こらない、深刻化しないように仕組みまで作るのです。ですから、もしもその優秀な専門職の人がいなくなっても、業務フローや組織の枠組みで問題を解決したりできるようになってもらわないといけません。

とはいえ、根本にある知識や経験は同等のものが必要になることに変わりはありません。どちらのケースも、まず問題がどこにあって、なぜ起こるのか、どうやって解決すればよいかが分かっていなくてはいけません。ただ、コンサルの仕事はもう数ステップ先まであります。問題解決に至ったプロセスを論理的に分解して、どういう作業、技術や知識を導入すれば、問題をあぶり出せるか、問題があぶりだされた後に、どのように解決策を導き出せば良いかをフロー化する必要があるのです。

私が過去に経験した話を例に挙げてみたいと思います。同じ会社で働いてたあるエンジニアは本当に優秀なエンジニアでした。問題が発生すると嬉々として取り組んで、迷宮入りしそうな問題も原因を突き止めて、見事に解決してしまうのです。当然みんなからは称賛の的です。私も本当に素晴らしいエンジニアだと今でも思っているのですが、ただ、ふと思うのは、

なぜ解決できるのに、未然に防ぐことはできないのか?

半分冗談ですが、もしかして、彼は自分の活躍のために意図的に問題を仕込んでいるのでは?と思ってしまいます。

彼と話をすると、問題がどこにあるのかは直感だそうです。まぁそういう感じもわからなくはありません。でもきっと、その直感やひらめきも何らかの専門的な知識、経験に基づいた法則やセオリーがあるんではないかと思います。彼はきっとそれを無意識でやっているだけで。

コンサルで重要なことは”無意識”を”視覚化”することにあると思っています。

問題が発生する仕組みも、やるべきではないこと、正しくないことを無意識にやっていることが原因だと思います。問題の特定、解決策の導き方も含めて、これをきちんと視覚化できれば、ある部分は個々のタレントに頼る部分はありますが、業務フローや組織の枠組みで大方対策はできると思っています。専門職の人は、このフローを日常的に無意識でやっていると思うのです。

どうですか、専門職の方、コンサルに少し興味がわいてきませんか?

興味が少しでもあれば、コンサルへの転職もぜひ考えてみてはどうでしょう。

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